ALPINAブルーの3台が
神経を使う仕事から自由へと解き放つ。
奥野 哲治
Tetsuji Okuno
エンジンの音、芸術的なフォルムに心奪われる。
もともとBMWが大好きで、BMWばかり3台乗り継いでいました。しかし、今から10年くらい前に、知人のALPINAに乗せてもらったら、あまりに違う車に思えてショックを受けました(笑)。エンジンの音、ハンドルの感覚、そして全体的な雰囲気が、ちょっと走っただけなのに全然違うのです。BMWと同じボディなのに何でこんなに違うのだろうと見直してみたら、タイヤハウスに太いタイヤがきれいに収まっている。これが芸術的に見えて、一度で好きになりましたね。
休日、Roadster V8で自由に風を切る。
最初のALPINAはB3 3.3 Limousine で2000年に購入したのですが、その3年後に東京モーターショーでRoadster V8と出会いました。この出会いは衝撃的で、見た瞬間に「これは欲しい」と直感的に思い購入しました。まさに私の理想の車という感じがしたのです。休日は、Roadsterをオープンにして走るのですが、空気を手でつかんだりする感覚は最高。コーナリングも風の中で自由なのです。走っていると車じゃないような、宙に浮いている感じがしたり。これは何とも言えない快感ですね。
光と融け合って、美しく輝くALPINAブルー。
今までにALPINAは4台購入したのですが、すべてカラーはALPINAブルーです。ALPINAブルーにはこだわりがあって、夜間に白色光で照らされるとメタリックな塗装がピカピカ光って新車のように映ります。一方、自然光では非常に落ちついたシックなブルーとなり、ボディの丸みが強調される印象です。他にも光の加減で、少し紫がかった色に見える時や、深い紺色に見える時と表情を変えるのですが、とても上品だと思います。この色を作ったALPINAは本当に素晴らしいですね。
作り手の感覚や精神が伝わってくる、車を超えた存在。
ALPINAは、ドライビング性能はもちろんのこと、フォルムやインテリア、そしてハンドルに触れた時に、作り手の感覚や精神が伝わってくるような気がします。それに、すごく上品で洗練されていて、強さがある。車を超えた価値があると思います。平日はカテーテル治療という神経を使う仕事なので、ALPINAに乗る時は“自由”と“ご褒美”が与えられたような気持ちのよい時間が過ごせます。私の中で大切にしたい時間なのです。
